Interview : CAUCUS

昨年はChapterhouse、The Pains Of Being Pure At Heartのサポートアクトや、テキサス州オースティンで毎年開催されている世界最大級の音楽フェスティバルSXSWへの出演、今年になってからはニューヨークで開催されたNYC Popfest 2011に出演するなど国内外を問わず精力的に活動を続ける日本のギターロック/インディ・ポップ・バンドCAUCUS。
今回新ドラマー遠藤泰介(ex-veltpunch, ex-six-o-minus)を迎えてから初めての音源となる【Wandering Ones】を、Pains Of Being Pure At Heartらを発掘したことで知られるフロリダ州マイアミのインディ・レーベルCloudberry Recordsからリリースしたばかりの彼らがインタビューに答えてくれました。
01.バンド結成からここ最近までの経緯を教えてください。
大学時代に柳川が始めてたプロジェクトだったんですが、他のメンバーの脱退もあり結局一人になってしまって、2005年にまた1から今のメンバーで始めたんです。
初めてレコーディングをしようという話をしていたら、Galaxie500やDaniel Johnstonらをプロデュースし、かねてから尊敬していたShimmy-DiscのKRAMERがプロデュースしてくれるという話を2006年にもらって、すぐ一緒にセッションして、"空と時間軸EP"を自主で作りました。EPの発表をきっかけにCa-Pの藤井さんと出会い、彼が始めるNavigationから2009年に"in vain you are"のリリースをすることになりました。これもKRAMERプロデュースです。
"in vain you are"のセッションの少し前に、一緒にbluestars nightというクラブイベントでDJをしていた加藤がギターで加入しました。その頃、Navigationでレーベルメイトになったルミナスオレンジと出会って、今は柳川や川上がサポートメンバーとしても活動しています。
2010年にはイギリスに母体のあるBabyboom Records Japanから"going for a lonesome dream"をリリース。この作品はCa-P藤井さんのプロデュースで作りました。この作品の音源を通じて、始めてのアメリカツアーになるSXSWにも出演しました。ドラムが脱退してしまいましたが、2010年秋にsix o' minusやVeltpunchでも活動してた遠藤さんをドラムに迎えて再始動しました。
2011年にはUSのCloudberry Recordsから5月に7インチにて"Wandering Ones"をリリース。リリースツアーも兼ねてNYC Popfestに出演し、今に至ります。
02. 5月に発売したニューシングル【Wandering Ones】をアナログ盤でのリリースにした経緯について、セルフプロデュースはバンドにとってどのようなものであったか。
2010年にPains Of Being Pure At Heartのサポートアクトをやらせてもらう機会があって、音も大好きだけど、人もすごく温かい人たちで、SXSWの時も色々お世話になったんです。
それでふと、彼らがリリースしてたCloudberry Recordsにコンタクトを取ってみようかな、と思って連絡してみたんです。するとオーナーのRoqueからすぐに返事が来て、リリースの話をもらいました。
B面はCa-P藤井さんのプロデュースなので、セルフプロデュースと言ってもA面だけですが、今までもすごくやってみたかったので嬉しいです。"going for a lonesome dream"の時からオーヴァーダブや歌の録りとか、仮ミックスなんかはやっていて。まだまだだとは思うんですが、今回は自分なりに技術的なところも勉強して、やれることはやったつもりです。KRAMERや藤井さんのプロデュースはさすがで、とても満足していますが、今回は僕なりに僕らしさが出せたかなと思いました。
Wandering Ones - Caucus by privatedub

03.アナログ盤についてメンバーはそれぞれどのような思い入れがあるか。
メンバーにもよりけりなんですが、特に柳川と加藤はインディーロックのクラブイベントでDJとしても活動していて、毎月新譜の7”は必ず買っているような人たちなので、アナログをリリースできたのは心底嬉しいです。ニューヨークやオースティンに行って実感したのは、海外のインディーはCDではなくVinylで成り立っているということ。ニューヨークで出来立ての7"を共演のバンドと交換したのも楽しかったです。
録音はいつも吉祥寺のGOK Soundというスタジオで、アナログオープンリールで録っていて、アナログで録った音を、初めて今回最終的にアナログで出せたことに意味があると思いました。
便利なものはデジタルですぐ手に入ってしまうから、手間がかかるけれども持っていることを強く実感するアナログは、手にした時、説得力があって好きです。
04.影響を受けたミュージシャンと、バンドの楽曲の制作方法など。
Death Cab For Cutie、Built To Spill、Modest Mouseなど90年代後半から00年代前半のシアトルのシーンにはとても影響を受けています。
あとよく言われるのはシューゲイザーですね。My Bloody Valentine、Ride、Galaxie500、Rocketship、Swirliesとか。
USインディーと言えばPavement、Guided by Voices、Yo La Tengoなど。Nick Drake、Elliott Smith、Millenium、Trashcan Sinatras、Hit Parade、Stone Roses、Belle and Sebastian、Felt、Pastels、Teenage Fanclub、Velvet Undergroundなど。挙げだしたらキリないです。メンバーによっても違うんですが、コーカスの楽曲的にはわかりやすく言えばこの辺りでしょうか。
楽曲の制作方法は色々で、"in vain you are"までの曲は柳川がデモを作ってきた曲に対してみんなで合わせていく方法でやってました。"going for a lonesome dream"以降は全然違っていて、加藤がギターリフを持ってきたのをジャムったりしながらみんなでスタジオで練っていったり、川上が鼻歌で作ってきたメロに曲を作ってみたり。そういう形でできたものを、リズム隊のてつくんと遠藤さんがまとめたり、壊したりしながら、1回インストにしてみて、柳川が主となるメロディを宅録で作ってきたりしながら、徐々に出来ていくような、そういうスタンスです。
最近の方が、人間らしいというか、バンドだからこそ出来る楽曲になっていると思ってやってます。バンドって個の強い人たちの感性をまとめて、みんなで一つのものを作るから大変だけど、最近のこのやり方が一番理想型かなと思っています。
05. 月末に控えた-Tequila69 presents-【ROCK ACTION vol.15】でのdie!die!die!とのライブについて。
僕らはずっとジャンルとか国境とかに左右されないところにいたくて、そういう立場で音楽をやってきたつもりで。die! die! die!もきっとそうなんじゃないかなと、音を聴いていて思いました。結局やりたいことやってるだけなんだって。オファーを頂いたときには絶対一緒にやってみたいな、と思いました。楽しみです。NZにはFlying Nunというレーベルだったり、The CleanやSurf Cityと言った名バンドもいたりして、いつか行ってみたい国の一つでもあります。
CAUCUS : ライブ情報
6.22 渋谷Club Asia - Rock Action vol.15 -die! die! die! Japan Tour-
7.9 新宿Club Wire - Bluestars Night 7th Anniversary
7.17 東高円寺二万電圧 - CAUCUS RACE -wandering ones release party-
8.27 新宿JAM - RainRec.&翌桧會PRESENTS "TOKYO MELT NIGHT"
■6.22詳細■
-Tequila69 presents-
【ROCK ACTION vol.15】
6月22日(水)@clubasia 17:30open
Door:2500yen(D別) / Adv:2000yen(D別)
Live:
die!die!die! (from NZ) / VENI VIDI VICIOUS / PSYSALIA PSYSALIS PSYCHE / CAUCUS / BYEE the ROUND / thatta
DJs:
Terry(BRITISH PAVILION/Tequila69) / 八木橋一寛(TINY RECORDS/MELODIC SUNSHINE/BRITISH PAVILION) / TOMO(STYLE BAND TOKYO) / 江原優(twelve/MIGHTY POP)
■7.9詳細■
bluestars night
~7th Anniversary Comeback To WIRE Special !!!~
2011.7.9 (sat)@新宿 club WIRE
open 21:00- All Night
¥2000/1d込
LIVE:
Ohanami / Caucus / EXTENSION58
DJs:
大貫憲章 (LONDON NITE) / Duck Rock / TSUTCHIE (SHAKKAZOMBIE / RAVOLTA) / bluestars DJs
■7.17詳細■
CAUCUS RACE
-wandering ones release party-
2011.7.17 (sun) 東高円寺二万電圧
open / start : 18:00 / 18:30
adv. & door : 2000yen(D別)
ACT:
CAUCUS / SiNE / Groundcover. / Yucca / 少女スキップ
■8.27詳細■
8/27(土)新宿JAM
RainRec.&翌桧會PRESENTS
「TOKYO MELT NIGHT」
OPEN/START24:00
DIGRAPHIA / Bitter Sweet Generation / 4g/sugar / INSECT BITE / CAUCUS and more
http://www.myspace.com/caucus
::Cloudberry Records::
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Navigation (2009-02-14)
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